強いもの

強いものというのは組織的・体系的、継続的・循環的なものである。
 
将棋が強い者は先読みが出来ている。
その局面局面だけの損得だけでなく、ゴールまでの道筋が立っている。
 
スポーツ選手も、ニュースキャスターも準備をしている。
段取り8分だ。
段取りもいきなり出来るものではない。
1つ1つのことをやっていって積み重ねている。
 
集中力で速度は違うかもしれない。
万全になるには休息が必要だ。
闇雲に休んでも、良くない。
計画的な休息である。
 
幸福になるためにはある程度、強くなければならない。
無計画で悩むならば、少し計画を持って悩んだほうが良い。
 
ある一点に到達することだけでなく、それが循環し続くことが重要である。
今が幸福だと考えるならば、ここに戻ってこれるように動く必要がある。
ただし、止まっているだけでは状況は悪化するだけである。
なぜならば、我々は腹が減り、歳をとるからである。
 
何かを得ようとすると必ず傷つく。
それから逃げて諦めるのか、立ち向かうのか。
 
自分の過去について、反省は必要である。
どこで間違ったか。そうならないためにはどうするのか。
作戦を練る。
習慣化する。
ある程度記憶と記録が必要である。

はまっているなと思ったら、離れたほうが良い。
 
はまっているときは心が逃げている。
見たくないものから目を背けている。
一度、5分「止まる」ことに時間を使う。
自分の心の状態を知る。
そこでさらに止まる必要があれば必要な時間を決めてまた止まる。
地図とカレンダーを見直したほうが良い。
それだけでも前進している。