教育負担

drunkzoo2005-10-07

教育に関する仕事は今、過負荷になっている。
 
昔のようにやっていては効果が上がらないが、
出る給料や財源に変化がないので、
変えようがない。
いや、変えるとむしろ悪化する。
 
もしここで働く人が、手を抜くか、悲鳴を上げることになると、
だんだん世の中はおかしな方向へ埋没していくことになる。
管理する側も管理される側もエントロピーが増大し、
現場は過負荷になり、会社は倒産するしかない。
 
ここで、郵政民営化どうこうではなくて、教育費にドンとお金を割けないようだと、
世の中はもっと混沌としてくる。
 
あの選挙で、郵政民営化が焦点だと思い込まされた人は愚かだろう。
 
よく考えると、消費者の出費の多くは税金の次に生活費、そして教育費ではないだろうか。
教育費を削りたければ基本的に子供を生まなければいいわけだから、
少子化は進む。
教育費増大の背景は、公教育への信頼性の低下。
私立や塾に行かせなければ今ほどの負担にはならないはずなのだが、
そう考える親は少ないようだ。
誰もこうゆう構図を考えないのか。
私立学校が国会議員に口利き料を払っているのだろうか。
 
とにかくおかしい。
お金がない人は子供を持つことができないか、子供に費用のかかるサービスを受けさせることができない。
貧富の差は進む。
 
優秀でお金を稼げる遺伝子を持った人種だけが生き残ることができる、弱肉強食の時代。