企業とは何なのか

会社のレポートを書いているうちに考えが逸れたので、こちらに飛ばした。
しかしこうした疑問が自分らしくもあり、世界を切り開くと思う。
 
さて、人間の活動の注力対象としてはかなりの部分が「企業の運営」で占めていると思われる。
これはマネージメントという狭義の意味ではなくて、企業に属して活動すること全てを含む広義の意味である。
それ以外では、生活の活動、文化的活動、NGOなどがあるだろう(これは統計を取ってみたいところだが)。
 
今は、会社企業に属さなければ生活していくのは難しい。
それ以外で生計を立てていく方法としては「路上でライブをやる」かそれ以外はオレオレ詐欺くらいだ。
オレオレ詐欺も最近は組織的に行われているようだけれども。
ともかく人間の活動は基本的に会社企業に属して行われている。
20世紀の地球においてでは。
 
人間がこうした活動形態をとるのは世界の大半が資本主義をとっているからだ。
社会主義ならば企業は必要ない。
 
もうちょっと考えると、人間は役割分担をしたほうが「大きな仕事」が出来る。
その役割分担法が社会主義なのか資本主義なのかの違いである。
 
もっと考えると、役割分担をするのが善なのか悪なのか。
これまでのシナリオでは「高次組織化」はこの宇宙の欲求そのものとも思える。
ここでは「高次組織化」を基本的な方針、それ以外を補足的な方針と捉えることとする。
 
役割分担方法として金銭という数値を使うのは比較的有効である。
学校の校務分掌やPTAの仕事も最近は点数制を敷いて不平等をなくす試みが行われているようである。
 
各役割の価値は人間が決める。
政治的な判断で決められることもあるし、アダムスミスの見えざる手で決まることもある。
 
そうして分担された役割を出来るだけ多く達成した方が社会のプラスになる。それが利益である。
そうした利益を出す存在の、つまりは「高次組織化」の象徴として企業があるのだ。

ところでそれが「人類補間計画」なのかと思ってしまった。
 
宇宙船地球号という発想。
今は交通機関とウェブで繋がれている。それ以外でも繋がれるのか?
いやはや何とも不思議な世界よ。