暴かれし空洞〜忙しさ考を読んで〜

          • これは12/11に書かれたものである。

今、大学院生である。
この制度からダブルバインドを理由に少しフラフラしてみた。
シングルバインドだとそこに付きっ切りだが、
ダブルバインドだと双方の責任者が変な気を使うおかげで
束の間の空白を得ることができた。
 
忙しさ考の基本的な内容は
現代人は如何にして空白の時間を効果的に潰すかに悩んでいる、という話だった。
結局ワーカーホリックが現代人の安らぎであるという結論である。
 
で、私はこの現代人が恐怖する「退屈」を得たのであった。

 
退屈な時間はやはり考え事をする。

人間は、「身体」、「自我」、「名前」からできていると考えた。
死ぬとそれらはばらばらになるとも考えた。
 
封印された授業があるとか思いついた。
 
など。
 
小林先生は「怠け者」と呼ばれるのが怖いのではないだろうか。