進化し続ける世界

そのときまでの状況をよくよく頭に入れて、次の一手はこれだ!
と思って次の行動を開始しても、行動しているそばから状況はより複雑なものへと変化し、ふたたび方向転換を迫られる。
まあ、世界が進化し続けていると言うことなのだろうが、こうすぐさま出鼻をくじかれるとなかなか加速しない。要求されているのは瞬発力なのだろうけれども、瞬発力ばかりだと結局消耗しきるだけのような気がする。仕事には瞬発力でもって片付けてしまう仕事と、ワインの熟成のように、あるいは農作業のようにゆっくり長い時間をかける仕事があると思うが、世の中の大きな流れを作るのは後者の仕事のような気がする。
 
しかしながら、今このような状況に陥っているのは単純に自分の仕事のスピードが遅いだけのような気もする。意識的に能率、スピードを上げる努力をしないとならない。