フィードバックについて考える

高次組織化において、フィードバックというものがある。
CAPDとも同じである。
アクションの結果を評価しながら、次のアクションを決めていく。
これがすべての肝である。
 
翻って税金。
今日やっていた富裕層VS国家を見ていて色々思った。
確かに、自分が自分の才能と努力をもってして大金を稼いだとして、
それを奪われずに住む国があるとすれば、そっちに行きたいなと少なからず思うだろう。
 
しかしながら、その大金を稼ぐための背景として、
その国家による金融の運営、治安、インフラ整備、法整備などがあったからできたことであって、
そこに恩返ししてもいいじゃないか、という考え方もある。
というか、その助け合いの原理が成立しないと、大金を稼ぐ人間も、その土壌の背景のほうも
徐々に衰退していくことになる。
 
アメリカの増税に賛成している裕福層のコメントで興味深かったのは
「税金の無駄遣いを監視したい」という話。
自分の払った税金が、きちんと自分の納得の行く形で使われているのかを見たい、というのは分かる。
国家の大納税者というのは会社で言うところの大株主になるわけである。
フィードバックということで考えると、その大金持ちは