情報=歴史

養老孟司の「バカの壁」には
「情報=変わらないもの」「人間=変わるもの」
で、都市化された世界ではこれがあべこべになっていると書かれている。
都市化と聞くとFF7の神羅を思い出す。
 
自分の気付きでは、「情報=歴史」と見るのが良いと思った。
つまり情報化された時点でそれはもう過去のものと見るのが良い。
結局、創造的な仕事というのはすでに情報となったものを扱うことではないと思った。
さも、情報技術者が新しい仕事で夢のあるような印象を与えるけれども、
そこはよく見定めないといけない。
戦術において情報戦は勝敗を分けるが、情報自体が重要なのではなくて、その情報から未来を予測する力があってこそ情報戦は意味がある。
ただ情報量だけが重要なら、パソコンを持っている人すべてが情報戦に長けているということになる。でもそうなっていない。
 
それにしても、色々と頭打ちになっているものも世間には存在しているようだけれども歴史を紐解くと、やるべき仕事の可能性は無限であるように感じられる。
平家物語方丈記などもう一度読んでみたいところだ。
 
庭で鶯が鳴いている。